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デジタル終活対策の第一歩は「デジタル遺品の処理」らしい

最近は終活と言って、自分がなくなる前に身の回りを整理しておき残った家族などに迷惑をかけないようにしておくのが一般的になっています。
荷物を減らしたりお葬式やお墓の手配が一般的です。
しかしスマホやパソコンをだれでも扱えるようになった今、デジタル遺品というものが出てきているのです。
これはパソコンや携帯の中にあるデータを始めとした様々なデータがデジタル遺品です。
それをどのように整理したらよいのか、残された家族も手のつけようがないことが多いのです。

パーティーの会場で聞いた話

ある日、会社の創立記念パーティーがあり同年代の方たちと話をする機会がありました。
もう50代も半ばを過ぎると話題は、病気のことや親の介護のこと、そして自分の終活のことが主となります。
そんな時にデジタル遺品という言葉を耳にしました。
パソコンや携帯のデータや、SNSのデータなどもそれにあたるということです。
実際に突然亡くなった人の家族が、それが原因でトラブルに巻き込まれている例もあるそうです。
自分も携帯やパソコンを毎日使っています。
それぞれのサイトでのIDやパスワードは自分の頭の中でしか記憶していないので、私が死んでしまうと携帯やパソコンを誰も開くことができません。
そしてその中には、ちょっと家族に見られたくないものが含まれているのも事実です。
確かにこれは事前に対策が必要だと痛感しました。
今まで、実際の物の整理やお金の整理ばかりに目が行ってしまっていましたが、確かにこれからの時代はデジタル機器についてもしっかりと終活をしていかなくてはいけませんね。

携帯・パソコンが特に難しい

特に扱いが難しいのが携帯とパソコンだそうです。
スマホを使っている人はそれ一台で何でも済ませてしまっている人が多いですよね。
特に問題となるのが有料サイトへの登録や、株やFXを行っていた場合です。
それらのことを家族も知らないことは珍しくありません。
そのため死後もそのサイトへの支払いが続けられていたり、知らないうちに株やFXでの取引が続けられており、大きな損失を被っていることもあるのです。
それらのことは、なかか気づかないことが多く、もめ事のもととなっています。
その他には携帯電話のロックの解除ができなくて、知り合いにそのかたがなくなったことを知らせることができないこともあります。
そんなことにならにように事前に、PWや有料サイトの使用状況を一覧にしておくとよいかもしれません。
そのうえで、家族に絶対秘密にしたいことなどは別のものなどにひとつにまとめておくということも必要かもしれません。
参考にしてみてください。